imagesetinterpolation

補間方法を設定する

説明

bool imagesetinterpolation(GdImage $image, int $method = IMG_BILINEAR_FIXED)

補間方法を設定します。これは、imagerotate など GD のさまざまな関数のレンダリングに影響を及ぼします。

パラメータ

image

imagecreatetruecolorのような画像作成関数が返す GdImage オブジェクト。

method

補間方法。次のいずれかで指定します。

  • IMG_BELL: Bell フィルター。
  • IMG_BESSEL: Bessel フィルター。
  • IMG_BICUBIC: 双三次補間。
  • IMG_BICUBIC_FIXED: 双三次補間の固定小数点実装。
  • IMG_BILINEAR_FIXED: 双直線補間の固定小数点実装 (デフォルト (画像作成時も含む))。
  • IMG_BLACKMAN: Blackman ウィンドウ関数。
  • IMG_BOX: Box blur フィルター。
  • IMG_BSPLINE: スプライン補間。
  • IMG_CATMULLROM: 三次元エルミートスプライン補間。
  • IMG_GAUSSIAN: ガウス関数。
  • IMG_GENERALIZED_CUBIC: 汎用三次元スプラインフラクタル補間。
  • IMG_HERMITE: エルミート補間。
  • IMG_HAMMING: ハミングフィルター。
  • IMG_HANNING: ハニングフィルター。
  • IMG_MITCHELL: Mitchell フィルター。
  • IMG_POWER: Power 補間。
  • IMG_QUADRATIC: 逆二次補間。
  • IMG_SINC: Sinc 関数。
  • IMG_NEAREST_NEIGHBOUR: 最近接補間。
  • IMG_WEIGHTED4: 重み付きフィルター。
  • IMG_TRIANGLE: 三角補間。

戻り値

成功した場合に true を、失敗した場合に false を返します。

変更履歴

バージョン 説明
8.0.0 image は、 GdImage クラスのインスタンスを期待するようになりました。 これより前のバージョンでは、有効な gd resource が期待されていました。

例1 imagesetinterpolation の例

<?php
// 画像を読み込みます
$im = imagecreate(500, 500);

// デフォルトの補間方法は IMG_BILINEAR_FIXED ですが、これを
// 'Mitchell' フィルターに変更します
imagesetinterpolation($im, IMG_MITCHELL);

// $im の作業を続けます
?>

注意

補間方法を変更すると、これらの関数のレンダリングに影響を及ぼします。

  • imageaffine
  • imagerotate

参考

  • imagegetinterpolation