imagecreatefromgif

新しい画像をファイルあるいは URL から作成する

説明

GdImagefalse imagecreatefromgif(string $filename)

imagecreatefromgif は、 指定したファイル名の画像を表す画像 ID を返します。

警告

GIF ファイルをメモリに取り込む際、最初のフレームだけが 画像オブジェクトで返されます。getimagesize で報告される画像サイズは必ずしも必要ありません。

ヒント

fopen wrappers が有効の場合、この関数のファイル名として URL を使用することができます。ファイル名の指定方法に関する詳細は fopen を参照ください。 サポートするプロトコル/ラッパー には、さまざまなラッパーの機能やその使用法、 提供される定義済み変数などの情報がまとめられています。

パラメータ

filename

GIF 画像へのパス。

戻り値

成功した場合に画像オブジェクト、エラー時に false を返します。

変更履歴

バージョン 説明
8.0.0 成功時には、 この関数は GDImage クラスのインスタンスを返すようになりました。 これより前のバージョンでは、 resource を返していました。

例1 GIF の作成時のエラーを処理する例

<?php
function LoadGif($imgname)
{
    /* オープンします */
    $im = @imagecreatefromgif($imgname);

    /* 失敗したかどうかを調べます */
    if(!$im)
    {
        /* 空の画像を作成します */
        $im = imagecreatetruecolor (150, 30);
        $bgc = imagecolorallocate ($im, 255, 255, 255);
        $tc = imagecolorallocate ($im, 0, 0, 0);

        imagefilledrectangle ($im, 0, 0, 150, 30, $bgc);

        /* エラーメッセージを出力します */
        imagestring ($im, 1, 5, 5, 'Error loading ' . $imgname, $tc);
    }

    return $im;
}

header('Content-Type: image/gif');

$img = LoadGif('bogus.image');

imagegif($img);
imagedestroy($img);
?>

上の例の出力は、 たとえば以下のようになります。

出力例 : GIF の作成時のエラーを処理する例