imagecreatefromgd2part

GD2 ファイルまたは URL の指定した部分から新規イメージを生成する

説明

GdImagefalse imagecreatefromgd2part(
    string $filename,
    int $x,
    int $y,
    int $width,
    int $height
)

GD2 ファイルまたは URL の指定した部分から新規イメージを生成します。

ヒント

fopen wrappers が有効の場合、この関数のファイル名として URL を使用することができます。ファイル名の指定方法に関する詳細は fopen を参照ください。 サポートするプロトコル/ラッパー には、さまざまなラッパーの機能やその使用法、 提供される定義済み変数などの情報がまとめられています。

パラメータ

filename

GD2 画像へのパス。

x

作成元の x 座標。

y

作成元の y 座標。

width

コピー元の幅。

height

コピー元の高さ。

戻り値

成功した場合に画像オブジェクト、エラー時に false を返します。

変更履歴

バージョン 説明
8.0.0 成功時には、 この関数は GDImage クラスのインスタンスを返すようになりました。 これより前のバージョンでは、 resource を返していました。

例1 imagecreatefromgd2part の例

<?php
// この例では、まず画像のサイズが必要となります
$image = getimagesize('./test.gd2');

// 画像のサイズを取得し、
// 画像のインスタンスを作成します
$im = imagecreatefromgd2part('./test.gd2', 4, 4, ($image[0] / 2) - 6, ($image[1] / 2) - 6);

// 画像処理をします。
// ここでは、エンボス処理を行っています
if(function_exists('imagefilter'))
{
    imagefilter($im, IMG_FILTER_EMBOSS);
}

// 最適化した画像を保存します
imagegd2($im, './test_emboss.gd2');
imagedestroy($im);
?>

注意

警告

GD と GD2 画像フォーマットは libgd が作った独自仕様の画像フォーマットです。これらは obsolete と見なされているため、開発とテストの用途にだけ使うべきです。