pg_lo_import

ファイルからラージオブジェクトをインポートする

説明

int pg_lo_import(PgSql\Connection $connection = ?, string $pathname, mixed $object_id = ?)

pg_lo_import は、ファイルシステム上のファイルの データをもとにして新しいラージオブジェクトをデータベース内に作成します。

ラージオブジェクトインターフェイスは、トランザクションブロックの中で 使用する必要があります。

注意:

この関数は、以前は pg_loimport と呼ばれていました。

パラメータ

connection

PgSql\Connection クラスのインスタンス。 connection が指定されない場合は、デフォルトの接続を使います。 デフォルトの接続とは、pg_connect または pg_pconnect によって確立された直近の接続です。

警告

PHP 8.1.0 以降では、デフォルトの接続を使うことは推奨されなくなりました。

pathname

クライアントのファイルシステムからラージオブジェクト用データを 読み込む際のフルパスとファイル名。

object_id

object_id が指定されると、 この関数は指定された ID のラージオブジェクトを作成しようとします。 それ以外の場合は、サーバーから割り当てられたオブジェクト ID を使用します。 このパラメータは PostgreSQL 8.1 以降の新機能に依存しています。

戻り値

作成されたラージオブジェクトの OID を返します。 失敗した場合に false を返します

変更履歴

バージョン 説明
8.1.0 connection は、PgSql\Connection クラスのインスタンスを期待するようになりました。 これより前のバージョンでは、リソース を期待していました。

例1 pg_lo_import の例

<?php
   $database = pg_connect("dbname=jacarta");
   pg_query($database, "begin");
   $oid = pg_lo_import($database, '/tmp/lob.dat');
   pg_query($database, "commit");
?>

参考

  • pg_lo_export
  • pg_lo_open