pg_fetch_result

結果インスタンスから値を返す

説明

stringfalsenull pg_fetch_result(PgSql\Result $result, stringfalsenull $row, mixed $field)
stringfalsenull pg_fetch_result(PgSql\Result $result, mixed $field)

pg_fetch_result は、 PgSql\Result クラスのインスタンスから 特定の行とフィールド(カラム)の値を返します。

注意:

この関数は、以前は pg_result という名前でした。

パラメータ

result

pg_querypg_query_params や (様々な関数がありますが、特に) pg_execute が返した PgSql\Result クラスのインスタンス。

row

結果から取得する行の番号。行番号は 0 から始まります。指定しなかった 場合は、次の行が読み込まれます。

field

取得するフィールド(カラム)の名前を表す文字列、あるいは取得する フィールドの番号。フィールド番号は 0 から始まります。

戻り値

論理型の値は "t" あるいは "f" の形式で返します。 配列を含むそれ以外の型は、PostgreSQL のやりかたにしたがって文字列として フォーマットされた形式で返します。これは psql プログラムの出力と同じ形式です。データベースの NULL 値は、null として返します。

row が結果の行数より大きい場合、 あるいはそれ以外のエラーが発生した場合は false を返します。

変更履歴

バージョン 説明
8.3.0 row は、nullable になりました。
8.1.0 result は、PgSql\Result クラスのインスタンスを期待するようになりました。 これより前のバージョンでは、リソース を期待していました。

例1 pg_fetch_result の例

<?php
$db = pg_connect("dbname=users user=me");

$res = pg_query($db, "SELECT 1 UNION ALL SELECT 2");

$val = pg_fetch_result($res, 1, 0);

echo "First field in the second row is: ", $val, "\n";
?>

上の例の出力は以下となります。

First field in the second row is: 2

参考

  • pg_query
  • pg_fetch_array