pg_lo_create

ラージオブジェクトを生成する

説明

int pg_lo_create(PgSql\Connection $connection = ?, mixed $object_id = ?)
int pg_lo_create(mixed $object_id)

pg_lo_create はラージオブジェクトを 生成し、そのラージオブジェクトの OID を返します。 PostgreSQL アクセスモード INV_READINV_WRITE および INV_ARCHIVE はサポートされません。オブジェクトは 常に読み書き可のアクセス権で生成されます。 INV_ARCHIVE は PostgreSQL 自身からも削除されました (バージョン 6.3 以降)。

ラージオブジェクトインターフェイスは、トランザクションブロックの中で 使用する必要があります。

ラージオブジェクトインターフェイス(アクセス制御もできないし使用が面倒) を使用するかわりに、PostgreSQL の bytea カラム型と pg_escape_bytea を試してください。

注意:

この関数は、以前は pg_locreate と呼ばれていました。

パラメータ

connection

PgSql\Connection クラスのインスタンス。 connection が指定されない場合は、デフォルトの接続を使います。 デフォルトの接続とは、pg_connect または pg_pconnect によって確立された直近の接続です。

警告

PHP 8.1.0 以降では、デフォルトの接続を使うことは推奨されなくなりました。

object_id

object_id が指定されると、 この関数は指定された ID のラージオブジェクトを作成しようとします。 それ以外の場合は、サーバーから割り当てられたオブジェクト ID を使用します。 このパラメータは PostgreSQL 8.1 以降の新機能に依存しています。

戻り値

ラージオブジェクトの OID を返します。 失敗した場合に false を返します

変更履歴

バージョン 説明
8.1.0 connection は、PgSql\Connection クラスのインスタンスを期待するようになりました。 これより前のバージョンでは、リソース を期待していました。

例1 pg_lo_create の例

<?php
   $database = pg_connect("dbname=jacarta");
   pg_query($database, "begin");
   $oid = pg_lo_create($database);
   echo "$oid\n";
   $handle = pg_lo_open($database, $oid, "w");
   echo "$handle\n";
   pg_lo_write($handle, "large object data");
   pg_lo_close($handle);
   pg_query($database, "commit");
?>