odbc_execute

プリペアドステートメントを実行する

説明

bool odbc_execute(resource $statement, array $params = [])

odbc_prepare で準備された命令を実行します。

パラメータ

statement

odbc_prepare で取得した結果 ID リソース。

params

プリペアドステートメントの中のプレースホルダが、 params 内のパラメータで順に置き換えられます。 この関数をコールした際に、配列の要素は文字列に変換されます。

params の中でシングルクォートで括られたデータがある場合、 それはファイル名と解釈されます。そのファイルの内容が、 該当するプレースホルダのデータとしてデータベースサーバーに送信されます。

シングルクォートで括られたデータを純粋に文字列として使用したい場合は、 空白などの別の文字を前後に付加する必要があります。 それにより、パラメータがファイル名とみなされることがなくなります (もしこのオプションが不要なら、別の仕組み、たとえば odbc_exec で直接クエリを実行するなどを使用する必要があります)。

戻り値

成功した場合に true を、失敗した場合に false を返します。

例1 odbc_execute および odbc_prepare の例

次のコードは、myproc の 3 つのパラメータがすべて IN パラメータである場合にのみ $successtrue となります。

<?php
$a = 1;
$b = 2;
$c = 3;
$stmt    = odbc_prepare($conn, 'CALL myproc(?,?,?)');
$success = odbc_execute($stmt, array($a, $b, $c));
?>

INOUT や OUT パラメータを用いるストアドプロシージャをコールしたい場合は、 各データベース専用の拡張モジュール (たとえば Oracle なら oci8) を使うようにしましょう。

参考

  • odbc_prepare