odbc_columnprivileges

指定したテーブルに関するカラムおよび付随する権限のリストを取得する

説明

resourcefalse odbc_columnprivileges(
    resource $odbc,
    stringnull $catalog,
    string $schema,
    string $table,
    string $column
)

指定したテーブルに関するカラムおよび付随する権限のリストを取得します。

パラメータ

odbc

ODBC 接続 ID。詳細は odbc_connect を参照ください。

catalog

カタログ(ODBC 2 の用語では '修飾子')。

schema

スキーマ (ODBC 2 の用語では '所有者')。 このパラメータには以下の検索パターンを使用できます。 % はゼロ個以上の文字にマッチし、 _ はひとつの文字にマッチします。

table

テーブル名。 このパラメータには以下の検索パターンを使用できます。 % はゼロ個以上の文字にマッチし、 _ はひとつの文字にマッチします。

column

カラム名。 このパラメータには以下の検索パターンを使用できます。 % はゼロ個以上の文字にマッチし、 _ はひとつの文字にマッチします。

戻り値

ODBC 結果 ID を返します。失敗した場合に false を返します。 この結果 ID を使用して、カラムや関連する権限の一覧を取得します。

結果は以下のカラムを有します。

  • TABLE_CAT
  • TABLE_SCHEM
  • TABLE_NAME
  • COLUMN_NAME
  • GRANTOR
  • GRANTEE
  • PRIVILEGE
  • IS_GRANTABLE
ドライバは追加のカラムを返すことが出来ます。

結果セットは TABLE_CAT, TABLE_SCHEM, TABLE_NAME, COLUMN_NAME, PRIVILEGE でソートされます。

例1 カラムの権限の一覧を表示する

<?php
$conn = odbc_connect($dsn, $user, $pass);
$privileges = odbc_columnprivileges($conn, 'TutorialDB', 'dbo', 'test', 'id');
while (($row = odbc_fetch_array($privileges))) {
    print_r($row);
    break; // further rows omitted for brevity
}
?>

上の例の出力は、 たとえば以下のようになります。

Array
(
    [TABLE_CAT] => TutorialDB
    [TABLE_SCHEM] => dbo
    [TABLE_NAME] => test
    [COLUMN_NAME] => id
    [GRANTOR] => dbo
    [GRANTEE] => dbo
    [PRIVILEGE] => INSERT
    [IS_GRANTABLE] => YES
)