array_merge_recursive

一つ以上の配列を再帰的にマージする

説明

array array_merge_recursive(array ...$arrays)

array_merge_recursive は、 一つ以上の配列の要素をマージし、 前の配列の最後にもう一つの配列の値を追加します。 マージした後の配列を返します。

入力配列が同じ文字列のキーを有している場合、 マージした後の配列ではこれらのキーの値がひとつにまとめられます。 この処理は再帰的に行われます。 このため、値の一つが配列自体を指している場合、 この関数は別の配列の対応するエントリもマージします。 しかし、配列が同じ数値キーを有している場合、 後の値は元の値を上書せず、追加されます。

パラメータ

arrays

再帰的にマージしていく配列の可変リスト。

戻り値

すべての引数の配列をマージした結果の配列を返します。 引数なしで呼び出された場合、空の配列を返します。

変更履歴

バージョン 説明
7.4.0 この関数は、引数なしでも呼び出せるようになりました。 このバージョンより前では、少なくともひとつの引数が必須でした。

例1 array_merge_recursive の例

<?php
$ar1 = array("color" => array("favorite" => "red"), 5);
$ar2 = array(10, "color" => array("favorite" => "green", "blue"));
$result = array_merge_recursive($ar1, $ar2);
print_r($result);
?>

上の例の出力は以下となります。

Array
(
    [color] => Array
        (
            [favorite] => Array
                (
                    [0] => red
                    [1] => green
                )

            [0] => blue
        )

    [0] => 5
    [1] => 10
)

参考

  • array_merge
  • array_replace_recursive