Phar::running

現在実行中の Phar アーカイブのフルパスあるいは完全な phar URL を返す

説明

final public static string Phar::running(bool $returnPhar = true)

実行中の phar アーカイブのフルパスを返します。これはマジック定数 __FILE__ のような使い方を想定したもので、 実行中の phar アーカイブの内部でのみ有効です。

アーカイブ内のスタブでは、Phar::running"" を返します。現在実行中の phar にスタブ内からアクセスするには、 単純に __FILE__ を使用します。

パラメータ

returnPhar

false の場合は phar アーカイブのディスク上でのフルパスを返します。 true の場合は完全な phar URL を返します。

戻り値

ファイル名が正しい形式の場合にファイル名、それ以外の場合に空文字列を返します。

例1 Phar::running の例

次の例では、phar アーカイブが /path/to/phar/my.phar にあるものとします。

<?php
$a = Phar::running(); // $a は "phar:///path/to/my.phar"
$b = Phar::running(false); // $b は "/path/to/my.phar"
?>