Phar::addFromString
文字列から、ファイルを phar アーカイブに追加する
説明
public void Phar::addFromString(string $localName
, string $contents
)
注意:
このメソッドは、php.ini の phar.readonly
が 0
でないと Phar
オブジェクトで動作しません。それ以外の場合は
PharException がスローされます。
このメソッドを使用すると、任意の文字列を phar アーカイブに追加することができます。
アーカイブ内のファイル名は localname
で指定したものとなります。
このメソッドは ZipArchive::addFromString と同じようなものです。
パラメータ
-
localName
-
ファイルをアーカイブ内に格納するときのパス。
-
contents
-
ファイルに保存する内容。
戻り値
戻り値はありません。失敗時には例外をスローします。
例
例1 Phar::addFromString の例
<?php
try {
$a = new Phar('/path/to/phar.phar');
$a->addFromString('path/to/file.txt', 'my simple file');
$b = $a['path/to/file.txt']->getContent();
// 大きなファイル用にストリームハンドルから追加するには offsetSet() を使用します
$c = fopen('/path/to/hugefile.bin');
$a['largefile.bin'] = $c;
fclose($c);
} catch (Exception $e) {
// ここでエラー処理をします
}
?>
注意
注意:
Phar::addFile, Phar::addFromString, Phar::offsetSet は、呼び出されるたびに新しいPharアーカイブを生成します。パフォーマンスを気にするなら、代わりに
Phar::buildFromDirectory や Phar::buildFromIterator を使うべきです。
参考
- Phar::offsetSet
- PharData::addFromString
- Phar::addFile
- Phar::addEmptyDir