Phar::offsetUnset
ファイルを phar から削除する
説明
public void Phar::offsetUnset(string $localName
)
注意:
このメソッドは、php.ini の phar.readonly
が 0
でないと Phar
オブジェクトで動作しません。それ以外の場合は
PharException がスローされます。
これは ArrayAccess インターフェイスを実装したものです。
これにより、Phar アーカイブの内容に対して配列形式の角括弧を使用したアクセスが可能となります。
offsetUnset を使用して、既存のファイルを削除します。また
unset が使用された場合にもコールされます。
パラメータ
-
localName
-
Phar 内で変更するファイル名 (相対パス)。
エラー / 例外
phar.readonly に 1
の場合は
BadMethodCallException がスローされます。
Phar の変更ができるのは phar.readonly が 0
のときだけだからです。Phar アーカイブへの変更をディスクに書き込む際に何らかのエラーが発生すると
PharException をスローします。
例
例1 Phar::offsetUnset の例
<?php
$p = new Phar('/path/to/my.phar', 0, 'my.phar');
try {
// offsetUnset がコールされ、file.txt が my.phar から削除されます
unset($p['file.txt']);
} catch (Exception $e) {
echo 'file.txt を削除できません: ', $e;
}
?>
参考
- Phar::offsetExists
- Phar::offsetGet
- Phar::offsetSet
- Phar::unlinkArchive
- Phar::delete