mb_trim

文字列の先頭および末尾にあるホワイトスペースを取り除く

説明

string mb_trim(string $string, string $characters = null, string $encoding = null)

マルチバイト対応の trim 処理を行い、 stringの最初および最後から空白文字を取り除き、 取り除かれた文字列を返します。 2番目のパラメータを指定しない場合、 mb_trim は以下の文字を削除します。

  • " " (Unicode U+0020)、通常のスペース。
  • "\t" (Unicode U+0009)、タブ。
  • "\n" (Unicode U+000A)、改行(ラインフィード)。
  • "\r" (Unicode U+000D)、キャリッジリターン。
  • "\0" (Unicode U+0000)、NULバイト。
  • "\v" (Unicode U+000B)、垂直タブ。
  • "\f" (Unicode U+000C)、フォームフィード。
  • "\u00A0" (Unicode U+00A0)、ノーブレークスペース。もしくは、非分割スペース。
  • "\u1680" (Unicode U+1680)、オガム文字(古代アイルランド語)用のスペース。
  • "\u2000" (Unicode U+2000)、エンクアッド。アルファベット1文字分の幅を持つスペース。
  • "\u2001" (Unicode U+2001)、エムクアッド。エンクアッドの2倍の幅を持つスペース。
  • "\u2002" (Unicode U+2002)、エンスペース。エンクアッドと同じ幅のスペース。
  • "\u2003" (Unicode U+2003)、エムスペース。エムクアッドと同じ幅のスペース。
  • "\u2004" (Unicode U+2004)、エムスペースの3分の1の幅を持つスペース。
  • "\u2005" (Unicode U+2005)、エムスペースの4分の1の幅を持つスペース。
  • "\u2006" (Unicode U+2006)、エムスペースの6分の1の幅を持つスペース。
  • "\u2007" (Unicode U+2007)、数字や図の間隔を整えるために使われるスペース。
  • "\u2008" (Unicode U+2008)、句読点のためにデザインされたスペース。
  • "\u2009" (Unicode U+2009)、シンスペース。非常に狭いスペース。
  • "\u200A" (Unicode U+200A)、ヘアスペース。シンスペースよりもさらに細いスペース。
  • "\u2028" (Unicode U+2028)、ラインセパレーター。行の区切りとして使用。
  • "\u2029" (Unicode U+2029)、パラグラフセパレーター。段落の区切りとして使用。
  • "\u202F" (Unicode U+202F)、ナローノーブレークスペース。通常の非分割スペースよりも狭く、ラテン文字や句読点の間で使用。
  • "\u205F" (Unicode U+205F)、数式などで使われるスペース。
  • "\u3000" (Unicode U+3000)、全角文字用のスペース。
  • "\u0085" (Unicode U+0085)、次行(NEL)。
  • "\u180E" (Unicode U+180E)、モンゴル語のテキスト内で母音を区切るために使用されるスペース。

パラメータ

string
ホワイトスペースを取り除くstring
characters
characters パラメータにより、 削除する文字を指定することも可能です。 削除したい全ての文字をリストにしてください。
encoding
文字エンコーディングを指定します。省略した場合、もしくはnullの場合は、内部文字エンコーディングを使用します。

戻り値

トリム処理を行った文字列を返します。

参考

  • mb_ltrim
  • mb_rtrim
  • trim