is_uploaded_file

HTTP POST でアップロードされたファイルかどうかを調べる

説明

bool is_uploaded_file(string $filename)

filename という名前のファイルが HTTP POST によりアップロードされたものである場合に true を返します。 悪意のあるユーザーがスクリプトをだまして、 本来見られてはいけないはずのファイル (/etc/passwd など) にアクセスすることを防止したい場合に、この関数は有用です。

この種の確認は、アップロードされたファイルに関して何でもできる場合には、 その内容をユーザー、または同じシステム上の他のユーザーにさえ 暴かれる可能性があるため、特に重要です。

適切に動作させるために、関数 is_uploaded_file には $_FILES['userfile']['tmp_name'] のような引数が必要です。 アップロードされたファイルのクライアントマシン上での名前 $_FILES['userfile']['name'] では動作しません。

パラメータ

filename

調べたいファイル名。

戻り値

成功した場合に true を、失敗した場合に false を返します。

例1 is_uploaded_file の例

<?php

if (is_uploaded_file($_FILES['userfile']['tmp_name'])) {
   echo "ファイル ". $_FILES['userfile']['name'] ." のアップロードに成功しました。\n";
   echo "その中身を表示します\n";
   readfile($_FILES['userfile']['tmp_name']);
} else {
   echo "おそらく何らかの攻撃を受けました。";
   echo "ファイル名 '". $_FILES['userfile']['tmp_name'] . "'.";
}

?>

参考