variant_div

2 つの variant の除算結果を返す

説明

mixed variant_div(mixed $left, mixed $right)

leftright で割り、その結果を返します。

パラメータ

left

左オペランド。

right

右オペランド。

注意:

variant に関するすべての計算用関数と同様、この関数のパラメータには PHP のネイティブ型 (整数、文字列、浮動小数点数、boolean あるいは null) あるいは COM、VARIANT、DOTNET クラスのインスタンスが使用できます。 PHP のネイティブ型は、variant クラスのコンストラクタと同じ方法で variant に変換されます。 COM オブジェクトおよび DOTNET オブジェクトはデフォルトプロパティの値を持っており、 これを variant の値として使用します。

variant に関する計算関数は、COM ライブラリの同名の関数のラッパーです。 これらの関数についての詳細な情報は、MSDN ライブラリでご確認ください。 PHP での関数名は微妙に異なります。たとえば、PHP での関数 variant_add に対応する関数は、MSDN のドキュメントでは VarAdd() となります。

戻り値

Variant の除算規則
もし~なら このようにします
両者ともに文字列型・日付型・文字・論理型 Double 型を返す
一方が文字列型で、もう一方が文字 除算結果を double 型で返す
一方が数値で、もう一方が文字列 除算結果を double 型で返す
両者ともに数値 除算結果を double 型で返す
どちらか一方が NULL NULL が返される
right が空の値で left がそれ以外の型 コード DISP_E_DIVBYZERO を持った com_exception がスローされる
left が空の値で right がそれ以外の型 double 型の 0 が返される
両者ともに空の値 コード DISP_E_OVERFLOW を持った com_exception がスローされる

エラー / 例外

失敗時に com_exception をスローします。

参考

  • variant_idiv