else

ある条件が満たされている場合にある文を実行し、 その条件が満たされていない場合に別の文を実行したいと考えた ことが度々あるかと思います。 このためにelseがあります。 elseは、if文における式の値が falseの場合にある文を 実行するようにif文を拡張します。 例えば、次のコードは、$a$bよりも大きい場合に aはbより大きいと表示し、 そうでない場合に、 aはbよりも大きくないと表示します。

<?php
if ($a > $b) {
  echo "aはbよりも大きい";
} else {
  echo "aはbよりも大きくない";
}
?>
else 文は、if式が falseと評価された場合のみ実行されます。 また、elseif式がある場合には、それも falseと評価された場合にのみ実行されます。 (elseif参照)

注意: else がぶら下がる場合

if-else 文がネストした場合、 else は常に、もっとも近い if 文に関連付けられます。

<?php
$a = false;
$b = true;
if ($a)
    if ($b)
        echo "b";
else
    echo "c";
?>
どうインデントされているかに関わらず (PHP では、インデントは結果に影響しません)、 elseif ($b) に関連付けられます。 よって、この例は何も出力しません。 この振る舞いが正しいことに依存している場合、 曖昧さを解決するために波括弧を使うことを推奨します。