continue

continue は、ループ構造において現在の繰り返しループ の残りの処理をスキップし、条件式を評価した後に 次の繰り返しの最初から実行を続けるために使用されます、

注意: PHP では、continue の動作に関しては switch 文がループ構造とみなされます。 continue に引数を渡さなかった場合の動きは break と同じですが、間違いの元なので警告が生成されます。 switch がループ内にある場合、 continue 2 とすると、外側のループの次回の処理から続行します。

continueでは、オプションの引数で 処理をスキップするループ構造のレベルの数を指定できます。 デフォルト値は 1 で、 これは現在のループの終了地点までスキップします。

<?php
$arr = ['zero', 'one', 'two', 'three', 'four', 'five', 'six'];
foreach ($arr as $key => $value) {
    if (0 === ($key % 2)) { // キーが偶数の組をスキップします
        continue;
    }
    echo $value . "\n";
}
?>

上の例の出力は以下となります。

one
three
five
<?php
$i = 0;
while ($i++ < 5) {
    echo "Outer\n";
    while (1) {
        echo "Middle\n";
        while (1) {
            echo "Inner\n";
            continue 3;
        }
        echo "This never gets output.\n";
    }
    echo "Neither does this.\n";
}
?>

上の例の出力は以下となります。

Outer
Middle
Inner
Outer
Middle
Inner
Outer
Middle
Inner
Outer
Middle
Inner
Outer
Middle
Inner

continue の後のセミコロンを省略すると混乱を生じることがあります。 以下の例のようなことをしてはいけません。

<?php
for ($i = 0; $i < 5; ++$i) {
    if ($i == 2)
        continue
    print "$i\n";
}
?>

これは、以下のような結果になることを期待していたのでしょう。

0
1
3
4

continue の変更履歴
バージョン 説明
7.3.0 switch 内部で break 文のように振る舞おうとする continue については、E_WARNING が発生するようになりました。