yaz_connect

Z39.50 サーバーへの接続を準備する

説明

mixed yaz_connect(string $zurl, mixed $options = ?)

この関数は、成功した場合に接続リソース、失敗した場合にゼロを返します。

yaz_connect は Z39.50 サーバーへの接続を準備します。 この関数は非ブロックモードで動作し、接続を確立しようとしません - 単にあとで yaz_wait がコールされた際に 接続を実行する準備を行うだけです。

注意:

» YAZ プロキシ は、フリーで使用可能な Z39.50 のプロキシです。

パラメータ

zurl

host[:port][/database] という形式の文字列です。 port が省略された場合、210 が使用されます。database が省略された 場合、Default が使用されます。

options

文字列が指定された場合、 Z39.50 V2 認証文字列(OpenAuth)として処理されます。

配列が指定された場合、その配列の内容はオプションとして処理されます。

user

認証用のユーザー名

group

認証用のグループ

password

認証用のパスワード

cookie

セッションクッキー(YAZ プロキシ)

proxy

接続用プロキシ(YAZ プロキシ)

persistent

論理値。true の場合、接続は持続的となります。false の 場合、接続は持続的ではありません。デフォルトでは 接続は持続的です。

注意:

持続的な接続をオープンした場合、後でそれを yaz_close によってクローズすることは できません。

piggyback

論理値。true の場合、検索時の piggyback が有効になります。 false の場合、piggyback が無効になります。デフォルトでは piggyback は有効です。

piggyback を有効にするとより効率的となり、 通常、レコードを最初に取得する際のネットワーク往復時間を 節約することが可能です。しかし、少数の Z39.50 ターゲットは piggyback をサポートしていないか、エレメント集合名を無視します。 この場合、piggyback を無効とする必要があります。

charset

Z39.50 の言語および文字セットネゴシエーションに使用する 文字セットを指定する文字列。以下のような文字列を使用します。 ISO-8859-1UTF-8UTF-16

ほとんどの Z39.50 サーバーはこの機能をサポートしません(そのため、 無視されます)。ほとんどのサーバーは、クエリやメッセージに ISO-8859-1 エンコーディングを使用します。MARC21/USMARC レコードは この設定の影響を受けません。

preferredMessageSize

ターゲットから取得される全レコードの最大バイト数を指定する整数値。 詳細な情報は » Z39.50 standard を参照ください。

注意:

このオプションは PECL YAZ 1.0.5 以降でサポートされます。

maximumRecordSize

ターゲットから取得される単一のレコードの最大バイト数を指定する 整数値。この項目は、 » Z39.50 standard の Exceptional-record-size として参照されます。

注意:

このオプションは PECL YAZ 1.0.5 以降でサポートされます。

戻り値

成功した場合に接続リソース、エラー時に false を返します。

参考

  • yaz_close