openssl_public_encrypt

公開鍵でデータを暗号化する

説明

bool openssl_public_encrypt(
    #[\SensitiveParameter]string $data,
    string &$encrypted_data,
    OpenSSLAsymmetricKeyOpenSSLCertificatearraystring $public_key,
    int $padding = OPENSSL_PKCS1_PADDING
)

openssl_public_encrypt は、data を公開鍵 public_key で暗号化し、それを encrypted_data に格納します。暗号化されたデータは openssl_private_decrypt を用いて復号可能です。

この関数を使用するのは、例えば秘密鍵の所有者にのみ読めるようにメッセージを暗号化する場合です。 また、データベースに格納するデータを安全な形式にするためにも使用されます。

パラメータ

data

encrypted_data

暗号化した結果がここに格納されます。

public_key

public_key は、 データの復号に使用する秘密鍵と対になる公開鍵である必要があります。

padding

padding には OPENSSL_PKCS1_PADDINGOPENSSL_SSLV23_PADDINGOPENSSL_PKCS1_OAEP_PADDINGOPENSSL_NO_PADDING が指定可能です。

戻り値

成功した場合に true を、失敗した場合に false を返します。

変更履歴

バージョン 説明
8.0.0 public_key は、 OpenSSLAsymmetricKey または OpenSSLCertificate クラスのインスタンスを受け入れるようになりました。 これより前のバージョンでは、 OpenSSL key または OpenSSL X.509 型のリソースを受け入れていました。

参考

  • openssl_private_encrypt
  • openssl_private_decrypt