ldap_exop_passwd

PASSWD 拡張オペレーションのヘルパ

説明

stringbool ldap_exop_passwd(
    LDAP\Connection $ldap,
    string $user = "",
    #[\SensitiveParameter]string $old_password = "",
    #[\SensitiveParameter]string $new_password = "",
    array &$controls = null
)

PASSWD 拡張オペレーションを実行します。

パラメータ

ldap

ldap_connect が返す LDAP\Connection クラスのインスタンス。

user

パスワードを変更するユーザーの dn

old_password

このユーザーの古いパスワード。 サーバーの設定によっては省略可能です。

new_password

このユーザーの新しいパスワード。 生成されたパスワードがある場合は、空にするか省略できます。

controls

指定された場合は、パスワードポリシーをリクエストするコントロールがリクエストと一緒に送信されます。 その場合、この値は リクエストと一緒に送信する LDAP コントロール の配列 で埋められます。

戻り値

new_password が空だったり省略されたりした場合は、 生成されたパスワードが返されます。 そうでなければ、成功時に true 、失敗時に false が返ります。

変更履歴

バージョン 説明
8.1.0 引数 ldap は、LDAP\Connection クラスのインスタンスを期待するようになりました。 これより前のバージョンでは、有効な ldap link リソース を期待していました。
8.0.0 controls は、nullable になりました。 これより前のバージョンでは、デフォルト値が [] でした。
7.3.0 controls のサポートが追加されました。

例1 PASSWD 拡張オペレーション

<?php
$ds = ldap_connect("localhost");  // assuming the LDAP server is on this host

if ($ds) {
    // bind with appropriate dn to give update access
    $bind = ldap_bind($ds, "cn=root, o=My Company, c=US", "secret");
    if (!$bind) {
      echo "Unable to bind to LDAP server";
      exit;
    }

    // use PASSWD EXOP to change the user password for a generated one
    $genpw = ldap_exop_passwd($ds, "cn=root, o=My Company, c=US", "secret");
    if ($genpw) {
      // use the generated password to bind
      $bind = ldap_bind($ds, "cn=root, o=My Company, c=US", $genpw);
    }

    // set the password back to "secret"
    ldap_exop_passwd($ds, "cn=root, o=My Company, c=US", $genpw, "secret");

    ldap_close($ds);
} else {
    echo "Unable to connect to LDAP server";
}
?>

参考

  • ldap_exop
  • ldap_parse_exop