ldap_errno

直近の LDAP コマンドの LDAP エラー番号を返す

説明

int ldap_errno(LDAP\Connection $ldap)

直近の LDAP コマンドにより返された、標準化されたエラー番号を返します。 この番号は、ldap_err2str を用いてエラーメッセージ 文字列に変換することができます。

パラメータ

ldap

ldap_connect が返す LDAP\Connection クラスのインスタンス。

戻り値

このリンクに関する直近の LDAP コマンドの LDAP エラー番号を返します。

変更履歴

バージョン 説明
8.1.0 引数 ldap は、LDAP\Connection クラスのインスタンスを期待するようになりました。 これより前のバージョンでは、有効な ldap link リソース を期待していました。

php.ini で警告レベルを十分に下げるか、警告出力を抑制するために LDAP コマンドに @ 文字をつけない限り、発生したエラーは、HTML 出力 にも表示されます。

例1 エラーを生成し、取得する

<?php
// この例には、エラーがあり、これを取得します。
$ld = ldap_connect("localhost");
$bind = ldap_bind($ld);
// フィルタ式に構文エラーがあります(errno 87)。
// 動作させるには、"objectclass=*" とする必要があります。
$res =  @ldap_search($ld, "o=Myorg, c=DE", "objectclass");
if (!$res) {
    echo "LDAP-Errno: " . ldap_errno($ld) . "<br />\n";
    echo "LDAP-Error: " . ldap_error($ld) . "<br />\n";
    die("Argh!<br />\n");
}
$info = ldap_get_entries($ld, $res);
echo $info["count"] . " matching entries.<br />\n";
?>

参考

  • ldap_err2str
  • ldap_error