db2_next_result

ストアドプロシージャから、次の結果セットを要求する

説明

resourcefalse db2_next_result(resource $stmt)

ストアドプロシージャは、複数の結果セットを返すことができます。 単純な SELECT 文が返す結果を処理するのと同じように最初の結果セットを 扱った後でそれ以降の結果セットを処理する際には、 db2_next_result 関数をコールして その戻り値を PHP 変数に代入しなければなりません。

パラメータ

stmt

db2_exec あるいは db2_execute から返されるプリペアドステートメント。

戻り値

ストアドプロシージャが別の結果セットを返している場合には 次の結果セットを含む新しいステートメントリソース、 別の結果セットを返していない場合には false を返します。

例1 複数の結果セットを返すストアドプロシージャをコールする

次の例では、3 つの結果セットを返すストアドプロシージャをコールします。 最初の結果セットは CALL 文を起動したのと同じステートメントリソースから 直接取得できますが、2 番目および 3 番目の結果セットは db2_next_result が返すステートメントリソースから取得します。

<?php
$conn = db2_connect($database, $user, $password);

if ($conn) {
  $stmt = db2_exec($conn, 'CALL multiResults()');

  print "最初の結果セットを取得します\n";
  while ($row = db2_fetch_array($stmt)) {
    var_dump($row);
  }

  print "\n2 番目の結果セットを取得します\n";
  $res = db2_next_result($stmt);
  if ($res) {
    while ($row = db2_fetch_array($res)) {
      var_dump($row);
    }
  }

  print "\n3 番目の結果セットを取得します\n";
  $res2 = db2_next_result($stmt);
  if ($res2) {
    while ($row = db2_fetch_array($res2)) {
      var_dump($row);
    }
  }

  db2_close($conn);
}
?>

上の例の出力は以下となります。

最初の結果セットを取得します
array(2) {
  [0]=>
  string(16) "Bubbles         "
  [1]=>
  int(3)
}
array(2) {
  [0]=>
  string(16) "Gizmo           "
  [1]=>
  int(4)
}

2 番目の結果セットを取得します
array(4) {
  [0]=>
  string(16) "Sweater         "
  [1]=>
  int(6)
  [2]=>
  string(5) "llama"
  [3]=>
  string(6) "150.00"
}
array(4) {
  [0]=>
  string(16) "Smarty          "
  [1]=>
  int(2)
  [2]=>
  string(5) "horse"
  [3]=>
  string(6) "350.00"
}

3 番目の結果セットを取得します
array(1) {
  [0]=>
  string(16) "Bubbles         "
}
array(1) {
  [0]=>
  string(16) "Gizmo           "
}