ldap_rename

エントリ名を修正する

説明

bool ldap_rename(
    LDAP\Connection $ldap,
    string $dn,
    string $new_rdn,
    string $new_parent,
    bool $delete_old_rdn,
    arraynull $controls = null
)

dn で指定したエントリについて、 名前の変更または移動を行います。

パラメータ

ldap

ldap_connect が返す LDAP\Connection クラスのインスタンス。

dn

LDAP エンティティの識別名。

new_rdn

新しい RDN。

new_parent

新しい親エントリ。

delete_old_rdn

true の場合は古い RDN 値を削除します。それ以外の場合は古い RDN 値がそのエントリの non-distinguished 値として残されます。

controls

リクエストと一緒に送信する LDAP コントロール の配列

戻り値

成功した場合に true を、失敗した場合に false を返します。

変更履歴

バージョン 説明
8.1.0 引数 ldap は、LDAP\Connection クラスのインスタンスを期待するようになりました。 これより前のバージョンでは、有効な ldap link リソース を期待していました。
8.0.0 controls は、nullable になりました。 これより前のバージョンでは、デフォルト値が [] でした。
7.3.0 controls のサポートが追加されました。

注意

注意:

この関数は、現在、LDAPv3 でのみ動作します。LDAPv3 でバインドする前に ldap_set_option を使用する必要があるかもしれません。 この関数は、OpenLDAP 2.x.x または Netscape Directory SDK x.x を使用している場合にのみ使用可能です。

参考

  • ldap_rename_ext
  • ldap_modify