PDO::connect
データベースに接続しドライバが対応する PDO サブクラスを返す
説明
public static static PDO::connect(
string $dsn
,
stringnull $username
= null
,
#[\SensitiveParameter]stringnull $password
= null
,
arraynull $options
= null
)
接続するデータベースに対応する PDO サブクラスが
存在する場合そのインスタンスを、
存在しない場合は汎用的な PDO インスタンスを作成します。
パラメータ
-
dsn
-
データソース名(Data Source Name)またはDSN。データベースに接続するために
必要な情報が含まれます。
一般に、DSNはPDOドライバ名の後にコロンが続き、
各PDOドライバに固有の接続構文が続きます。より多くの情報は
PDO driver-specific documentation
にあります。
dsn
パラメータは、データベースへの接続を生成する
ために必要な引数を指定する方法として、3種類の方法をサポートします。
-
ドライバ呼び出し
-
dsn
に完全な DSN を指定します。
-
URI 呼び出し
-
dsn
は、uri:
の後に
DSN 文字列を含むファイルの位置を定義する URI が続く形式となります。
この URI には、ローカルファイルまたはリモート URL を指定することができます。
uri:file:///path/to/dsnfile
-
エイリアス
-
dsn
は、DSN 文字列を定義する
php.ini の pdo.dsn.name
へマップする名前 name
からなります。
注意:
エイリアスは、.htaccess や httpd.conf ではなく、
php.ini で定義する必要があります。
-
username
-
DSN 文字列のユーザー名。このパラメータは、いくつかの PDO ドライバではオプションです。
-
password
-
DSN 文字列のパスワード。このパラメータは、いくつかの PDO ドライバではオプションです。
-
options
-
ドライバ固有の接続オプションを指定するキー=> 値の配列。
戻り値
接続するデータベースに対応する PDO サブクラスが
存在する場合そのインスタンス、
または汎用的な PDO インスタンスを返します。
エラー / 例外
指定されたデータベースへの接続に失敗した場合、
PDO::ATTR_ERRMODE
が設定されているかどうかに関わらず、
PDOException をスローします。
参考
- Pdo\Dblib
- Pdo\Firebird
- Pdo\Mysql
- Pdo\Odbc
- Pdo\Pgsql
- Pdo\Sqlite
- PDO::__construct