mysqli::debug

mysqli_debug

デバッグ操作を行う

説明

オブジェクト指向型

public true mysqli::debug(string $options)

手続き型

true mysqli_debug(string $options)

Fred Fish debugging library を使用してデバッグを行います。

パラメータ

options

実行するデバッグ操作を表す文字列。

デバッグ操作を表す文字列は、 以下のようなコロン区切りでフィールドを並べたものです:

<field_1>:<field_2>:<field_N>
それぞれのフィールドは、 必須のフラグ文字の後にオプションの , と、カンマ区切りの modifier (修正子) の一覧が続きます: flag[,modifier,modifier,...,modifier]

認識するフラグ文字
options に指定する文字 説明
O MYSQLND_DEBUG_FLUSH
A/a MYSQLND_DEBUG_APPEND
F MYSQLND_DEBUG_DUMP_FILE
i MYSQLND_DEBUG_DUMP_PID
L MYSQLND_DEBUG_DUMP_LINE
m MYSQLND_DEBUG_TRACE_MEMORY_CALLS
n MYSQLND_DEBUG_DUMP_LEVEL
o 出力先のファイル
T MYSQLND_DEBUG_DUMP_TIME
t MYSQLND_DEBUG_DUMP_TRACE
x MYSQLND_DEBUG_PROFILE_CALLS

戻り値

常に true を返します。

変更履歴

バージョン 説明
8.0.0 この関数は、常に true を返すようになりました。 これより前のバージョンでは、失敗時に false を返していました。

例1 トレースファイルの作成

<?php

/* ローカル(クライアント)マシンの '/tmp/client.trace' に
   トレースファイルを作成します */
mysqli_debug("d:t:o,/tmp/client.trace");

?>

注意

注意:

mysqli_debug 関数を使用するには、 MySQL クライアントライブラリを、デバッグ機能を有効にしてコンパイルする 必要があります。

参考

  • mysqli_dump_debug_info
  • mysqli_report