実行時設定
 
php.ini の設定により動作が変化します。
 
  
 
 
 以下に設定ディレクティブに関する
簡単な説明を示します。
 
  
   
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      intl.default_localestring
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       何も指定しなかった
       (引数を省略したり NULLを渡したりした) 場合に intl 関数が使うロケール。
       これは ICU のロケールであり、システムのロケールではありません。
       組み込みの ICU ロケールとそのデータは、
       » https://icu4c-demos.unicode.org/icu-bin/locexp で確認できます。
 
       デフォルト値は空文字列で、これは ICU のデフォルトロケールを意味します。
       いったん設定したら、ini の設定でこのデフォルト値に戻すことはできません。
       このデフォルトに依存することはおすすめしません。その値がサーバーの環境に依存するからです。
       
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      intl.error_levelint
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       ICU 関数でエラーが発生したときに生成されるエラーメッセージのタイプ。
       これは PHP のエラーレベル、
       すなわち E_WARNINGなどになります。0を設定すれば、エラーメッセージを抑制できます。
       この設定は、エラーを表す戻り値や
       intl_get_error_code が返す値、
       そしてエラーコードやエラーメッセージを取得するクラスメソッドなどには影響しません。
 
       デフォルト値は 0です。
 
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      intl.use_exceptionsint
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       true にすると、intl 関数でエラーが発生したときに例外を発生させます。
       この例外は、IntlException 型になります。
       intl.error_level によるエラーメッセージと組み合わせて使うことになるでしょう。
       デフォルト値は falseです。