PHP マニュアル: 画像のサイズを変更する

説明

public bool Imagick::scaleImage(
    int $columns,
    int $rows,
    bool $bestfit = false,
    bool $legacy = false
)

画像のサイズを指定した大きさに変更します。パラメータに 0 を指定すると、そのパラメータを自動的に計算します。

注意: パラメータ bestfit の挙動は Imagick 3.0.0 で変わりました。これより前のバージョンでは、200x150 の画像に対して 400x400 を指定した場合は何もせずそのままになっていました。 Imagick 3.0.0 以降では、この画像は 400x300 に拡大されます。これが、指定したサイズに対して「ベストフィット」する大きさだからです。 bestfit を使う場合は、幅と高さの両方を指定しなければなりません。

パラメータ

columns
rows
bestfit

戻り値

成功した場合に true を返します。

エラー / 例外

エラー時に ImagickException をスローします。

変更履歴

バージョン	説明
PECL imagick 2.1.0	オプションのパラメータ fit が追加され、このメソッドは、比例形式の拡大・縮小をサポートするようになりました。どちらかのパラメータにゼロを渡すと比例形式の拡大・縮小を行います。

例

例1 Imagick::scaleImage

<?php
function scaleImage($imagePath) {
    $imagick = new \Imagick(realpath($imagePath));
    $imagick->scaleImage(150, 150, true);
    header("Content-Type: image/jpg");
    echo $imagick->getImageBlob();
}

?>