trigger_error
ユーザーレベルのエラー/警告/通知メッセージを生成する
説明
true trigger_error(string $message
, int $error_level
= E_USER_NOTICE
)
この関数は、実行時の例外に特定の応答を生成する必要がある場合に便利です。
パラメータ
-
message
-
このエラーに割り当てられたメッセージ。長さは最大 1024 バイトまでです。1024 バイトを超える部分は切り捨てられます。
-
error_level
-
このエラーに割り当てられたエラー型です。E_USER_*
の定数のみが指定可能で、デフォルトは E_USER_NOTICE
です。
警告
error_level
として
E_USER_ERROR
を指定するのは非推奨となりました。
かわりに、Exception をスローするか、
exit を呼び出してください。
エラー / 例外
error_level
が
E_USER_ERROR
, E_USER_WARNING
,
E_USER_NOTICE
, E_USER_DEPRECATED
のいずれかでない場合、この関数は ValueError
をスローします。
例
例1 trigger_error の例
より拡張した例については set_error_handler
を参照ください。
<?php
$password = $_POST['password'] ?? '';
if ($password === '') {
trigger_error("空のパスワードを使用することは安全ではありません", E_USER_WARNING);
}
$hash = password_hash($password, PASSWORD_DEFAULT);
?>
注意
警告
message
の HTML エンティティはエスケープされません。エラーをブラウザに表示するのであれば、メッセージに htmlentities を使います。
参考
- error_reporting
- set_error_handler
- restore_error_handler
- エラーレベル定数
- Deprecated アトリビュート