説明
true syslog(int $priority
, string $message
)
ユーザー定義のログハンドラの設定に関する情報については、Unix マニュアルの
syslog.conf
(5) を参照ください。
syslog の facility と option に関するより詳細な情報は、
Unix マシンの syslog
(3) にあります。
パラメータ
-
priority
-
priority
は、容易さ (facility)
とレベル (level) の組み合わせです。以下の値が使用できます。
syslog の優先順位 (降順)
定数 |
説明 |
LOG_EMERG |
システムは使用不可 |
LOG_ALERT |
アクションを直ちにおこす必要がある |
LOG_CRIT |
致命的な条件 |
LOG_ERR |
エラーを発生する条件 |
LOG_WARNING |
警告を発生する条件 |
LOG_NOTICE |
通常の動作だが、特徴的な条件 |
LOG_INFO |
情報を与えるメッセージ |
LOG_DEBUG |
デバッグ用のメッセージ |
-
message
-
送信するメッセージ
例
例1 syslog の使用例
<?php
// syslogをオープンし、プロセスIDをインクルードし、標準エラー出力にも
// ログを出力します。そして、ユーザー定義のログ記録機構を使用します。
openlog("myScriptLog", LOG_PID | LOG_PERROR, LOG_LOCAL0);
// 何らかのコード
if (authorized_client()) {
// 何かをする
} else {
// クライアントは未認証!
// ログを記録する
$access = date("Y/m/d H:i:s");
syslog(LOG_WARNING, "Unauthorized client: $access {$_SERVER['REMOTE_ADDR']} ({$_SERVER['HTTP_USER_AGENT']})");
}
closelog();
?>
注意
Windows では、syslog サービスはイベントログを使用してエミュレートされます。
注意:
Windows 環境では、openlog の
facility
パラメータに
LOG_LOCAL0
から LOG_LOCAL7
までを使用することはできません。