socket_connect

ソケット上の接続を初期化する

説明

bool socket_connect(Socket $socket, string $address, intnull $port = null)

Socket クラスのインスタンスを用いて、 address への接続を初期化します。 このインスタンスは、socket_create で作成した有効な Socket クラスのインスタンスである必要があります。

パラメータ

socket

socket_create 関数で生成した Socket クラスのインスタンス。

address

パラメータ address には、 socket の種類が AF_INET の場合はドット区切り表記の IPv4 アドレス (例: 127.0.0.1)、 IPv6 サポートが有効で socket の種類が AF_INET6 の場合は IPv6 アドレス (例: ::1)、 AF_UNIX の場合は Unix ドメインソケットのパス名を指定します。

port

パラメータ portAF_INET ソケット あるいは AF_INET6 に接続する場合にのみ必須となり、 接続するリモートホストのポートを指定します。

戻り値

成功した場合に true を、失敗した場合に false を返します。 エラーコードは、 socket_last_error により取得できます。 このコードを socket_strerror に渡すことにより、 エラー内容を表すテキストを得ることができます。

注意:

ソケットが非ブロッキングモードの場合、この関数は false を返し、エラー Operation now in progress を発生させます。

変更履歴

バージョン 説明
8.0.0 socket は、Socket クラスのインスタンスになりました。 これより前のバージョンでは、リソース型でした。
8.0.0 port は、nullable になりました。

参考

  • socket_bind
  • socket_listen
  • socket_create
  • socket_last_error
  • socket_strerror