simplexml_load_string

XML 文字列をオブジェクトに代入する

説明

SimpleXMLElementfalse simplexml_load_string(
    string $data,
    stringnull $class_name = SimpleXMLElement::class,
    int $options = 0,
    string $namespace_or_prefix = "",
    bool $is_prefix = false
)

整形式 XML 文字列をオブジェクトとして返します。

パラメータ

data

整形式 XML 文字列。

class_name

このオプションのパラメータを使用して、 simplexml_load_file が指定されたクラスのオブジェクトを返すようにします。 このクラスは、SimpleXMLElement クラスを継承していなければなりません。

options

追加の Libxml パラメータ を、ビット演算子の OR で指定します。

namespace_or_prefix

名前空間プレフィックスあるいは URI。

is_prefix

namespace_or_prefix がプレフィックスである場合に true、 URI である場合に false。デフォルトは false です。

戻り値

SimpleXMLElement クラスのオブジェクトを返します。 XML ドキュメント内のデータをプロパティに含みます。 失敗した場合に false を返します。

警告

この関数は論理値 false を返す可能性がありますが、false として評価される値を返す可能性もあります。 詳細については 論理値の セクションを参照してください。この関数の返り値を調べるには ===演算子 を 使用してください。

エラー / 例外

XML データ内でエラーが見つかるたびに E_WARNING エラーメッセージが発生します。

ヒント

libxml_use_internal_errors ですべての XML エラーを抑制し、 後から libxml_get_errors で取得することもできます。

例1 XML 文字列をパースする

<?php
$string = <<<XML
<?xml version='1.0'?> 
<document>
 <title>Forty What?</title>
 <from>Joe</from>
 <to>Jane</to>
 <body>
  I know that's the answer -- but what's the question?
 </body>
</document>
XML;

$xml = simplexml_load_string($string);

print_r($xml);
?>

上の例の出力は以下となります。

SimpleXMLElement Object
(
  [title] => Forty What?
  [from] => Joe
  [to] => Jane
  [body] =>
   I know that's the answer -- but what's the question?
)

この時点で、$xml->body のようにアクセスすることができます。

参考