simplexml_load_file

XMLファイルをパースし、オブジェクトに代入する

説明

SimpleXMLElementfalse simplexml_load_file(
    string $filename,
    stringnull $class_name = SimpleXMLElement::class,
    int $options = 0,
    string $namespace_or_prefix = "",
    bool $is_prefix = false
)

指定したファイルの中の整形式 XML ドキュメントをオブジェクトに変換します。

パラメータ

filename

XML ファイルへのパス。

class_name

simplexml_load_file が指定されたクラスのオブジェクトを返すようにするために、 このオプションのパラメータを使用します。 このクラスは、SimpleXMLElement クラスを継承していなければなりません。

options

追加の Libxml パラメータ を、ビット演算子の OR で指定します。

namespace_or_prefix

名前空間プレフィックスあるいは URI。

is_prefix

namespace_or_prefix がプレフィックスである場合に true、 URI である場合に false。デフォルトは false です。

戻り値

SimpleXMLElement クラスのオブジェクトを返します。 XML ドキュメント内のデータをプロパティに含みます。 失敗した場合に false を返します。

警告

この関数は論理値 false を返す可能性がありますが、false として評価される値を返す可能性もあります。 詳細については 論理値の セクションを参照してください。この関数の返り値を調べるには ===演算子 を 使用してください。

エラー / 例外

XML データ内でエラーが見つかるたびに E_WARNING エラーメッセージが発生します。

ヒント

libxml_use_internal_errors ですべての XML エラーを抑制し、 後から libxml_get_errors で取得することもできます。

例1 XMLドキュメントをパースする

<?php
// The file test.xml contains an XML document with a root element
// and at least an element /[root]/title.

if (file_exists('test.xml')) {
    $xml = simplexml_load_file('test.xml');

    print_r($xml);
} else {
    exit('Failed to open test.xml.');
}
?>

このスクリプトは成功時に以下のように出力します。

SimpleXMLElement Object
(
  [title] => Example Title
  ...
)

この時点で、$xml->title としたり、 他の全ての要素にアクセスすることができます。

参考