ArrayObject::setFlags

処理フラグを設定する

説明

public void ArrayObject::setFlags(int $flags)

ArrayObject の振る舞いを変更するフラグを設定します。

パラメータ

flags

新たな ArrayObject の振る舞い。 ビットマスクか、定数名で指定します。 将来のバージョンとの互換性のため、定数名での指定を強く推奨します。

利用可能なフラグの一覧を以下に示します。 これらのフラグの実際の意味については 定義済みの定数 を参照ください。

ArrayObject のフラグ
定数
1 ArrayObject::STD_PROP_LIST
2 ArrayObject::ARRAY_AS_PROPS

戻り値

値を返しません。

例1 ArrayObject::setFlags の例

<?php
// フルーツの配列
$fruits = array("lemons" => 1, "oranges" => 4, "bananas" => 5, "apples" => 10);

$fruitsArrayObject = new ArrayObject($fruits);

// 配列のキーをプロパティとして使用してみます
var_dump($fruitsArrayObject->lemons);
// フラグを設定して、配列のキーを ArrayObject のプロパティとして使えるようにします
$fruitsArrayObject->setFlags(ArrayObject::ARRAY_AS_PROPS);
// 改めて挑戦します
var_dump($fruitsArrayObject->lemons);
?>

上の例の出力は以下となります。

NULL
int(1)