実行時設定
php.ini の設定により動作が変化します。
zlib 拡張モジュールは、
ブラウザがサポートする場合にページを透過的に圧縮するオプションを提供します。
ここで、
設定ファイル php.ini
のオプションには、以下の 3 種類があります。
INI_* モードの詳細および定義については
どこで設定を行うのか を参照してください。
以下に設定ディレクティブに関する
簡単な説明を示します。
-
zlib.output_compression
bool/int
-
透過的なページ圧縮を行うかどうか。php.ini または Apache
の設定でこのオプションが、"On" に設定された場合、
ブラウザが "Accept-Encoding: gzip" または "deflate"
ヘッダを送信する場合に、ページは圧縮されます。
"Content-Encoding: gzip" (および "deflate") と "Vary: Accept-Encoding"
ヘッダが出力に追加されます。
実行時、何らかのデータを送出する前にのみ設定することが可能です。
このオプションも論理値 "On"/"Off" のかわりに整数値をとることができ、
これを用いて出力のバッファサイズ (デフォルトは 4KB)
を設定することができます。
注意:
このオプションに 'On' を設定した場合、
output_handler
を空にする必要があります!
かわりに zlib.output_handler
を使用する必要があります。
-
zlib.output_compression_level
int
-
透過的出力圧縮で使用される圧縮レベル。0 (圧縮しない)
から 9 (最高レベルの圧縮をする) までの値を指定します。デフォルト値の
-1 は、どのレベルを使用するかをサーバーで決定させます。
-
zlib.output_handler
string
-
zlib.output_compression が有効な場合、
他の出力ハンドラを指定することはできません。
この設定は、output_handler
と同じですが、順番が異なります。