ZipArchive::addPattern

ディレクトリから、PCRE パターンを使ってファイルを追加する

説明

public arrayfalse ZipArchive::addPattern(string $pattern, string $path = ".", array $options = [])

ディレクトリから、正規表現の pattern にマッチするファイルを追加します。 この操作は再帰処理ではありません。パターンマッチは、ファイル名に対してだけ行います。

パラメータ

pattern

PCRE のパターン。どのファイルを対象にするのかを指定します。

path

スキャンするディレクトリ。デフォルトは、現在の作業ディレクトリです。

options

オプションの連想配列。 ZipArchive::addGlob と同じオプションが使えます。

戻り値

成功した場合、追加されたファイルの array を返します。 失敗した場合に false を返します

例1 ZipArchive::addPattern の例

現在の作業ディレクトリにある、すべての PHP スクリプトとテキストファイルを追加します。

<?php
$zip = new ZipArchive();
$ret = $zip->open('application.zip', ZipArchive::CREATE | ZipArchive::OVERWRITE);
if ($ret !== TRUE) {
    printf('Failed with code %d', $ret);
} else {
    $directory = realpath('.');
    $options = array('add_path' => 'sources/', 'remove_path' => $directory);
    $zip->addPattern('/\.(?:php|txt)$/', $directory, $options);
    $zip->close();
}
?>

参考

  • ZipArchive::addFile
  • ZipArchive::addGlob