PostgreSQL 関数 (PDO_PGSQL)

はじめに

PDO_PGSQL は、PHP から PostgreSQL データベースへのアクセスを可能にするための PHP Data Objects (PDO) インターフェイス を実装したドライバです。

リソース型

この拡張モジュールでは、ストリームリソースを定義しています。これは PDO::pgsqlLOBOpen が返すものです。

インストール手順

--with-pdo-pgsql[=DIR] で PDO PostgreSQL 拡張モジュールをインストールします。オプションの [=DIR] には、PostgreSQL の基底インストールディレクトリあるいは pg_config へのパスを指定することができます。

$ ./configure --with-pdo-pgsql

定義済み定数

このドライバでは以下の定数が定義されて います。これは拡張モジュールが PHP に組み込まれているか、実行時に動的にロード されている場合のみ使用可能です。さらに、これらのドライバ固有の定数は そのドライバを使用している場合にのみ使用されます。 あるドライバ固有の属性を別のドライバで使うと、予期せぬ結果を引き起こします。 もし複数のドライバを使用しているコードを実行している場合、 PDO::getAttributePDO::ATTR_DRIVER_NAME 属性を使用することで、使用中のドライバ名を調べることが可能です。

PDO::PGSQL_ATTR_DISABLE_PREPARES (int)

SQL文とパラメータを一緒に、一回のコールでサーバーに送信します。 これによって、名前付きのプリペアドステートメントを別々に作ることを避けられます。 SQL文が一度しか実行されない場合、 不要なサーバーとの通信を避けられるので、レイテンシを抑えることができます。

PDO::PGSQL_ATTR_RESULT_MEMORY_SIZE (int)

指定されたクエリ結果 PDOStatement インスタンスに割り当てられたメモリ使用量をバイト単位で返します。 クエリ実行前で結果が存在しない場合は null を返します。 PHP 8.4.0 から利用可能です。

General notes

注意:

bytea フィールドはストリームとして返されます。

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