新機能object 型object 型が新たに導入されました。 任意のオブジェクトに対する (反変) パラメータの型付けや (共変) 戻り値の型付けで使えます。
名前指定による拡張モジュールのロード
読み込む共有モジュールを指定する際に、拡張子
(Unix なら 抽象メソッドのオーバーライドある抽象クラスが別の抽象クラスを継承しているときに、 継承元クラスの抽象メソッドをオーバーライドできるようになりました。
Argon2 によるパスワードハッシュパスワードハッシュ API に Argon2 が追加されました。次の定数が公開されています。
PDO の拡張文字列型PDO の文字列型が拡張され、 プリペアをエミュレートする際に NCHAR 型をサポートするようになりました。 以下の定数が追加されています。
これらの定数を使うには、
PDO のデバッグ情報にプリペアのエミュレートの内容を追加PDOStatement::debugDumpParams メソッドが改良されて、 データベースに送信される SQL を表示できるようになりました。 これは、プレースホルダの内容をバインド変数の値で置き換えた後の生のクエリです。 この機能は、プリペア機能のエミュレートをデバッグしやすくするために用意されました (そのため、プリペア機能のエミュレートが有効になっているときしか使えません)。 LDAP における拡張オペレーションのサポートLDAP 拡張モジュールが EXOP をサポートするようになりました。 以下の関数や定数が追加されています。
ソケット 拡張モジュールでのアドレス情報の対応ソケット拡張モジュールが、アドレス情報のルックアップや 接続、バインド、explainに対応するようになりました。 新しく追加されたのは、以下の四つの関数です。
パラメータの型の拡大変換メソッドをオーバーライドしたりインターフェイスを実装したりする際に、 元のパラメータの型指定を省略できるようになりました。 それでもリスコフの置換原則には違反していません。 パラメータの型は反変だからです。
名前空間のグループ指定における最後のカンマの許可PHP 7.0 で導入されたグループ指定構文で、最後にカンマを付けられるようになりました。
Windows での proc_nice のサポートproc_nice 関数が Windows でも使えるようになりました。 pack と unpack でのエンディアンのサポートpack と unpack が、 リトルエンディアンとビッグエンディアンの両方の float や double に対応するようになりました。 EXIF 拡張モジュールの機能追加EXIF 拡張モジュールがより多くのフォーマットに対応するようになりました。 exif_read_data 関数で画像をパースするときに、 今までよりも多くの独自タグが適切に変換されるようになります。 新たにサポートするようになったフォーマットは以下のとおりです。
また、exif_read_data と exif_thumbnail の第一引数にストリームを渡せるようになりました。 PCRE の新機能
SQLite3 での BLOB の書き込みSQLite3::openBlob が、BLOB フィールドを書き込みモードでオープンできるようになりました。 これまでは読み込みモードにしか対応していませんでした。 Oracle OCI8 Transparent Application Failover コールバックOracle Database Transparent Application Failover (TAF) コールバック のサポートが追加されました。 TAF を使うと、データベースとの接続が切れたときに、 提議済みのデータベースに自動的に再接続できます。 TAF コールバックを使うと、 フェイルオーバー時の再接続を PHP アプリケーションから監視したり制御したりできるようになります。 ZIP 拡張モジュールの機能追加暗号化されたアーカイブの読み書きができるようになりました (libzip 1.2.0 以降が必要です)。 ZipArchive クラスが Countable インターフェイスを実装するようになりました。
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