libxml_use_internal_errors

libxmlエラーを無効にし、ユーザーが必要に応じてエラー情報を取得できるようにする

説明

bool libxml_use_internal_errors(boolnull $use_errors = null)

libxml_use_internal_errors により、 標準のlibxmlエラーを無効にし、ユーザーによるエラー処理を有効にすることができます。

パラメータ

use_errors

ユーザーによるエラー処理を有効 (true) または無効 (false) にする。 無効にすると、既に存在する libxml のエラーもすべてクリアします。

戻り値

この関数は、 use_errorsの前の値を返します。

変更履歴

バージョン 説明
8.0.0 use_errors は、nullable になりました。 これより前のバージョンでは、デフォルトは false でした。

例1 libxml_use_internal_errorsの例

この例では、libxml関数のエラー処理とこの関数の戻り値の 基本的な使い方を示しています。

<?php

// ユーザーによるエラー処理を有効にします
var_dump(libxml_use_internal_errors(true));

// ドキュメントを読み込みます
$doc = new DOMDocument;

if (!$doc->load('file.xml')) {
    foreach (libxml_get_errors() as $error) {
        // ここでエラー処理をします
    }

    libxml_clear_errors();
}

?>

上の例の出力は以下となります。

bool(false)

参考

  • libxml_clear_errors
  • libxml_get_errors