eio_sync_file_range
ファイルセグメントをディスクに同期する
説明
resource eio_sync_file_range(
mixed $fd
,
int $offset
,
int $nbytes
,
int $flags
,
int $pri
= EIO_PRI_DEFAULT,
callable $callback
= NULL,
mixed $data
= NULL
)
パラメータ
-
fd
-
ファイルディスクリプタ。
-
offset
-
同期を開始する位置をバイト単位で指定する。
-
nbytes
-
同期させる範囲の長さをバイト単位で指定する。
nbytes
がゼロの場合は、offset
からファイルの末尾までのすべての範囲を同期します。
-
flags
-
ビットマスク。以下のいずれかの値を含めます。
EIO_SYNC_FILE_RANGE_WAIT_BEFORE
,
EIO_SYNC_FILE_RANGE_WRITE
,
EIO_SYNC_FILE_RANGE_WAIT_AFTER
.
これらのフラグは、それぞれ対応する
SYNC_FILE_RANGE_*
と同じ意味です (SYNC_FILE_RANGE(2)
の man ページを参照ください)。
-
pri
-
リクエストの優先順位。EIO_PRI_DEFAULT
、EIO_PRI_MIN
、EIO_PRI_MAX
あるいは null
を指定します。
null
を渡した場合、pri
は内部的に
EIO_PRI_DEFAULT
となります。
-
callback
-
callback
関数が、リクエスト終了時にコールされます。
この関数のプロトタイプは、
void callback(mixed $data, int $result[, resource $req]);
に一致しなければなりません。
-
data
-
は、リクエストに渡すカスタムデータです。
-
result
-
にはリクエスト固有の結果が格納されます。基本的には、対応するシステムコールが返すそのままの値となります。
-
req
-
はオプションで指定するリクエストリソースです。
eio_get_last_error のような関数で使えます。
-
data
-
callback
に渡す任意の引数。
戻り値
eio_sync_file_range
は、成功した場合にリクエストリソースを返します。失敗した場合に false
を返します