dio_tcsetattr

シリアルポートの端末属性とボーレートを設定する

説明

bool dio_tcsetattr(resource $fd, array $options)

dio_tcsetattr は、オープンした fd の端末属性とボーレートを指定します。

パラメータ

fd

dio_open が返すファイル記述子。

options

現在使用可能なオプションは以下のとおりです。

  • 'baud' - ポートのボーレート - とりうる値は 38400,19200,9600,4800,2400,1800, 1200,600,300,200,150,134,110,75 あるいは 50 で、デフォルト値は 9600 。

  • 'bits' - データビット - とりうる値は 8,7,6 あるいは 5 で、デフォルト値は 8 。

  • 'stop' - ストップビット - とりうる値は 1 あるいは 2 で、デフォルト値は 1 。

  • 'parity' - とりうる値は 0,1 あるいは 2 で、デフォルト値は 0 。

戻り値

値を返しません。

例1 シリアルポートのボーレートを設定する

<?php

$fd = dio_open('/dev/ttyS0', O_RDWR | O_NOCTTY | O_NONBLOCK);

dio_fcntl($fd, F_SETFL, O_SYNC);

dio_tcsetattr($fd, array(
  'baud' => 9600,
  'bits' => 8,
  'stop'  => 1,
  'parity' => 0
)); 

while (1) {

  $data = dio_read($fd, 256);

  if ($data) {
      echo $data;
  }
} 

?>

注意

注意: この関数は Windows 環境にはまだ実装されていません。