DOMXPath::evaluate

与えられた XPath 式を評価し、可能であれば結果を返す

説明

public mixed DOMXPath::evaluate(string $expression, DOMNodenull $contextNode = null, bool $registerNodeNS = true)

与えられた XPath 式 expression を実行し、 可能であれば型付けされた結果を返します。

パラメータ

expression

実行する XPath 式。

contextNode

相対 XPath クエリを実行する場合に、オプションで基準ノードを指定することが可能です。 デフォルトでは、クエリは root 要素に対する相対パスとなります。

registerNodeNS

コンテキストノードのスコープ内の名前空間を、DOMXPath オブジェクトに自動登録するかどうか。 このオプションを使うと、スコープ内の名前空間ごとに、手動で DOMXPath::registerNamespace をコールする必要がなくなります。 名前空間のプレフィックスが衝突した場合は、直近の子孫の名前空間プレフィックスのみが登録されます。

戻り値

可能であれば型付けされた結果、あるいは指定された XPath 式 expression にマッチするすべてのノードを含む DOMNodeList を返します。

expression が不正な形式な場合や contextNode が無効な場合は、 DOMXPath::evaluatefalse を返します。

例1 英語の書籍の数を取得する

<?php

$doc = new DOMDocument;

$doc->load('book.xml');

$xpath = new DOMXPath($doc);

$tbody = $doc->getElementsByTagName('tbody')->item(0);

// tbody ノードを基準とした相対クエリとなります
$query = 'count(row/entry[. = "en"])';

$entries = $xpath->evaluate($query, $tbody);
echo "There are $entries english books\n";

?>

上の例の出力は以下となります。

There are 2 english books

参考

  • DOMXPath::query