RarArchive::getEntry

rar_entry_get

Rar アーカイブからエントリオブジェクトを取得する

説明

オブジェクト指向型 (メソッド)

public RarEntryfalse RarArchive::getEntry(string $entryname)

手続き型:

RarEntryfalse rar_entry_get(RarArchive $rarfile, string $entryname)

Rar アーカイブから、エントリオブジェクト (ファイルあるいはディレクトリ) を取得します。

注意:

RarArchive::getEntries を使ってエントリオブジェクトを取得することもできます。

RAR アーカイブには、同じ名前のエントリを複数格納することができます。 このメソッドでは、その中の最初のものしか取得できません。

パラメータ

rarfile

rar_open でオープンした RarArchive オブジェクト。

entryname

Rar アーカイブ内のエントリへのパス。

注意:

このパスは、 RarEntry::getName が返すものと同じでなければなりません。

戻り値

マッチした RarEntry オブジェクトを返します。失敗した場合に false を返します。

例1 オブジェクト指向型

<?php
$rar_arch = RarArchive::open('solid.rar');
if ($rar_arch === FALSE)
    die("Could not open RAR archive.");
$rar_entry = $rar_arch->getEntry('tese.txt');
if ($rar_entry === FALSE)
    die("Could not get such entry");
echo get_class($rar_entry)."\n";
echo $rar_entry;
$rar_arch->close();
?>

上の例の出力は、 たとえば以下のようになります。

RarEntry
RarEntry for file "tese.txt" (23b93a7a)

例2 手続き型

<?php
$rar_arch = rar_open('solid.rar');
if ($rar_arch === FALSE)
    die("Could not open RAR archive.");
$rar_entry = rar_entry_get($rar_arch, 'tese.txt');
if ($rar_entry === FALSE)
    die("Could not get such entry");
echo get_class($rar_entry)."\n";
echo $rar_entry;
rar_close($rar_arch);
?>

参考