posix_setrlimit 定数
注意:
システムによっては
いくつかの定数が使用できない場合があることに注意してください。
注意:
以下の一覧とともに、特定のオペレーションシステムの
setrlimit のマニュアルページを読みたくなるかもしれません。
なぜなら、POSIX を完全に実装していると主張するオペレーティングシステム間でも、
これらの値をどう解釈するかはばらつきがあるからです。
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POSIX_RLIMIT_AS
(int)
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プロセスのアドレススペースの最大値をバイト単位で指定します。
PHP の memory_limit
設定ディレクティブも参照ください。
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POSIX_RLIMIT_CORE
(int)
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core ファイルの最大サイズ。
0 に設定すると、core ファイルは生成されません。
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POSIX_RLIMIT_CPU
(int)
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プロセスが使えるCPU時間の上限を秒単位で指定します。
プロセスがソフトリミットに達した場合、
SIGXCPU
シグナルが送られます。
これは pcntl_signal でキャッチできます。
オペレーティングシステムによっては、
追加の SIGXCPU
シグナルをハードリミットに達する
まで1秒ごとに送り、ハードリミットに達すると
SIGKILL
シグナルを送るかもしれません。
See also set_time_limit.
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POSIX_RLIMIT_DATA
(int)
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プロセスのデータセグメントの最大値をバイト単位で指定します。
brk や
sbrk を呼ぶ拡張モジュールでもない限り、
この設定がPHPの実行に影響を及ぼす可能性は極めて小さいです。
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POSIX_RLIMIT_FSIZE
(int)
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プロセスが作成できるファイルサイズの最大値をバイト単位で指定します。
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POSIX_RLIMIT_LOCKS
(int)
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プロセスが作ることができるロック数の最大数。
これは極めて古い Linux kernel でのみサポートされています。
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POSIX_RLIMIT_MEMLOCK
(int)
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The maximum number of bytes that can be locked into memory.
メモリ内にロックできるメモリの最大バイト数。
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POSIX_RLIMIT_MSGQUEUE
(int)
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POSIX メッセージキューのために確保できるバイト数の制限を指定する。
PHP は POSIX メッセージキューをサポートしていないので、
このリミットは POSIX メッセージキューをサポートした拡張モジュールを使っていない限り効果がありません。
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POSIX_RLIMIT_NICE
(int)
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プロセスが 設定できるnice値 の上限を指定します。
リソース制限値として負の数を指定できないため、
20 - limit
という値が実際に使われます。
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POSIX_RLIMIT_NOFILE
(int)
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このプロセスがオープンできるファイルディスクリプター数の最大値より1大きい値を指定します。
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POSIX_RLIMIT_NPROC
(int)
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プロセスの実ユーザーIDで作成できる最大プロセス数(オペレーティングシステムによってはスレッド数)
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プロセスの resident set の最大値をページ数単位で指定します。
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POSIX_RLIMIT_RTPRIO
(int)
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sched_setscheduler や
sched_setparam システムコール経由で
設定できる、リアルタイム優先度の最大値
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POSIX_RLIMIT_RTTIME
(int)
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リアルタイムスケジューリングを採用している場合に
スケジューリングされるプロセスが、
ブロッキング型のシステムコールを呼び出さずに消費できる
CPU時間の最大値をマイクロ秒単位で指定します。
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POSIX_RLIMIT_SIGPENDING
(int)
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プロセスの実ユーザーID に対して、
キューに入れられるシグナルの数の最大値
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POSIX_RLIMIT_STACK
(int)
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プロセススタックの最大サイズをバイト単位で指定します。
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POSIX_RLIMIT_INFINITY
(int)
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リソースリミットが無限であることを示すのに使われます。
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POSIX_RLIMIT_KQUEUES
(int)
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このユーザーID が作成できる kqueues の数の最大値 (FreeBSD)。
PHP 8.1.0 以降で利用可能です。
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POSIX_RLIMIT_NPTS
(int)
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このユーザーID が作成できる擬似端末の数の最大値 (FreeBSD)。
PHP 8.1.0 以降で利用可能です。