バッファに対して可能な操作

バッファに対して可能な操作は、 出力バッファの制御フラグ のいずれかを ob_start の3番めの flags パラメータに渡すことで制御できます。 省略した場合、すべての操作がデフォルトで許可されます。 0 を指定すると、 バッファのフラッシュ、クリーン、削除はできませんが、 その内容を取得することはできます。

PHP_OUTPUT_HANDLER_CLEANABLE を指定すると、 ob_clean によってバッファの内容を削除できるようになります。

警告

PHP_OUTPUT_HANDLER_CLEANABLE フラグ を指定していなくても、 ob_end_cleanob_get_clean がバッファの内容を削除できなくなるわけではありません。

PHP_OUTPUT_HANDLER_FLUSHABLE を指定すると、 ob_flush を使ってバッファの内容をフラッシュできるようになります。

警告

PHP_OUTPUT_HANDLER_FLUSHABLE フラグ を指定していなくても、 ob_end_flushob_get_flush がバッファの内容をフラッシュできなくなるわけではありません。

PHP_OUTPUT_HANDLER_REMOVABLE を指定すると、 ob_end_clean, ob_end_flush, ob_get_clean, ob_get_flush を使ってバッファをオフにすることができるようになります。

PHP_OUTPUT_HANDLER_STDFLAGS は、既に述べた3つのフラグの組み合わせで、 指定するとバッファに対する3つの操作を実行できます。