その他の変更PHP コアset(raw)cookie 関数は $option 引数を受け入れるようにsetcookie および setrawcookie 関数は、次のようなシグネチャもサポートするようになりました:
bool setcookie(string
$name , string $value = "", array $options = [])$options は
"expires" , "path" ,
"domain" , "secure" ,
"httponly" および "samesite"
をキーとして受け付ける連想配列です。
新しい syslog INI ディレクティブ
error_log が
ガベージコレクションcyclic GC が改良されました。かなりのパフォーマンスの向上に繋がる可能性があります。 雑多な変更
var_export 関数は、
存在しないメソッド stdClass::__setState
を使わず、
オブジェクトにキャストされた配列
( debug_zval_dump 関数は、再帰的な配列やオブジェクトを表示する方法が、 var_dump と同じになるように変更されました。 そうした配列やオブジェクトは、もはや二度表示されません。 array_push および array_unshift 関数は、単一の引数でも呼び出せるようになりました。これは spread演算子と共に使うと特に便利です。 対話的なPHPデバッガ
使われていなかった定数 php-fpmgetallheaders 関数も利用可能になりました。 CURLlibcurl ≥ 7.15.5 が必須になりました。 データのフィルタリング
FTP
デフォルトの転送モードが 国際化関数
PHP が ICU 56 以降とリンクされた場合、
JSON
新しいフラグ マルチバイト文字列configure オプション --with-libmbfl は利用できなくなりました。 ODBC (Unified)
OPcache
OpenSSL
ssl ストリームオプション
正規表現 (Perl互換)PCRE拡張 は PCRE2 にアップグレードされました。 これによって振る舞いが少し変更される可能性があります (たとえば、 クラス中の文字の範囲がより厳密に解釈されるなど) し、 既に存在している正規表現の文法が増えるかもしれません。
preg_quote 関数は Microsoft SQL Server and Sybase Functions (PDO_DBLIB)
空の行セットを自動的にスキップできるようにするために、
TDS バージョンを公開するための属性として、
DATETIME2 型のカラムは、DATETIME型の絡むと同様に扱われるようになりました。 SQLite関数 (PDO_SQLITE)
SQLite3 データベースは、
新しい セッションのハンドリングsession_set_cookie_params 関数は、以下のシグネチャもサポートしました:
bool session_set_cookie_params(array
$options )$options は、
"lifetime" , "path" ,
"domain" , "secure" ,
"httponly" および "samesite"
を指定可能な連想配列です。
それに応じて、 session_get_cookie_params
関数の戻り値にも "samesite" が含まれるようになりました。
さらに、Cookie の SameSite ディレクティブのデフォルト値を設定するため、
新しい session.cookie_samesite ini
オプションが追加されました。この値のデフォルト値は
"" (空文字列) なので、SameSite
ディレクティブは設定されません。
この値には、"Lax" または "Strict"
が設定でき、それぞれが SameSiteディレクティブに設定されます。
Tidy
» tidyp
抜きでビルドすることが透過的にサポートされました。tidyp
はリリース日を取得するAPIを提供していないため、
tidyp 抜きで PHP がビルドされた場合、
tidy_get_release や tidy::getRelease
は XMLパーサ拡張モジュールが libxml を使ってビルドされた場合には、 xml_set_external_entity_ref_handler 関数のコールバックの戻り値が無視されることはなくなりました。 このバージョン以前はコールバックの戻り値が無視され、パースが止まりませんでした。 ZipPHP にバンドルされている libzip を使ってビルドすることは推奨されません。 しかし、--without-libzip を configure オプションに指定することにより、まだバンドルされた libzip を使ってビルド可能です。 Zlib による圧縮望ましい圧縮レベルの設定を楽にするために、compress.zlib ラッパー の zlib/level コンテキストオプション が追加されました。 |