is_soap_fault

SOAP コールが失敗したかどうかを調べる

説明

bool is_soap_fault(mixed $object)

この関数は、SOAP コールが失敗したかどうかを調べたいが、例外を使用したくない 場合に有用です。 この関数を使用するには、オプション exceptions に ゼロまたは false を指定して SoapClient オブジェクトを作成する必要があります。 この場合、SOAP メソッドは、特別な SoapFault オブジェクトを返します。 このオブジェクトには、フォルトの詳細 (faultcode, faultstring, faultactor および faultdetails) が含まれています。

exceptions が設定されていない場合、 SOAPコールは、エラー時に例外をスローします。 is_soap_fault は指定したパラメータ SoapFault オブジェクトであるかどうかを調べます。

パラメータ

object

検査するオブジェクト

戻り値

エラー時に true、それ以外の場合に false を返します。

例1 is_soap_fault の例

<?php
$client = new SoapClient("some.wsdl", array('exceptions' => 0));
$result = $client->SomeFunction();
if (is_soap_fault($result)) {
    trigger_error("SOAP Fault: (faultcode: {$result->faultcode}, faultstring: {$result->faultstring})", E_USER_ERROR);
}
?>

例2 SOAP の標準的なエラーレポートメソッドは例外となる

<?php
try {
    $client = new SoapClient("some.wsdl");
    $result = $client->SomeFunction(/* ... */);
} catch (SoapFault $fault) {
    trigger_error("SOAP Fault: (faultcode: {$fault->faultcode}, faultstring: {$fault->faultstring})", E_USER_ERROR);
}
?>

参考

  • SoapClient::__construct
  • SoapFault::__construct