inflate_add

インクリメンタルにエンコードされたデータを解凍する

説明

stringfalse inflate_add(InflateContext $context, string $data, int $flush_mode = ZLIB_SYNC_FLUSH)

指定された context でエンコードされたデータをインクリメンタルに解凍します。

制限: GZIP 圧縮されたデータからは、ヘッダ情報は利用できません。

パラメータ

context

inflate_init で作られたコンテクスト

data

圧縮されたデータのチャンク

flush_mode

ZLIB_BLOCK, ZLIB_NO_FLUSH, ZLIB_PARTIAL_FLUSH, ZLIB_SYNC_FLUSH (デフォルト), ZLIB_FULL_FLUSH, ZLIB_FINISH のいずれか。 通常は、圧縮率を最大にするために、 ZLIB_NO_FLUSH を指定するでしょうし、 データの最後のチャンクで終了させるために ZLIB_FINISH を指定するでしょう。 これらの定数の詳細な説明は » zlib manual を参照ください。

戻り値

解凍されたデータのチャンクを返します。 失敗した場合に false を返します

エラー / 例外

不正な引数が与えられた場合、データの解凍にはあらかじめ設定された辞書が必要なのに 何も指定されなかった場合、圧縮データが壊れていたり、不正なチェックサムだった場合、 エラーレベル E_WARNING が生成されます。

変更履歴

バージョン 説明
8.0.0 context は、 InflateContext クラスのインスタンスを期待するようになりました。 これより前のバージョンでは、resource を期待していました。

参考

  • inflate_init