ftp_pasv

パッシブモードをオンまたはオフにする

説明

bool ftp_pasv(FTP\Connection $ftp, bool $enable)

ftp_pasv はパッシブモードをオンまたはオフにします。 パッシブモードでは、データ接続はサーバーではなくクライアントにより 初期化されます。クライアントがファイアウォールの向こうにある場合に 必要となるでしょう。

ftp_pasv をコールできるのは、 ログインに成功した後だけであることに注意しましょう。 それ以外の場合は、この関数のコールは失敗します。

パラメータ

ftp

FTP\Connection クラスのインスタンス

enable

true, の場合はパッシブモードをオンに、そうでない場合はオフにします。

戻り値

成功した場合に true を、失敗した場合に false を返します。

変更履歴

バージョン 説明
8.1.0 引数 ftp は、FTP\Connection のインスタンスを期待するようになりました。 これより前のバージョンでは、リソース を期待していました。

例1 ftp_pasv の例

<?php
$file = 'somefile.txt';
$remote_file = 'readme.txt';

// 接続を確立する
$ftp = ftp_connect($ftp_server);

// ユーザー名とパスワードでログインする
$login_result = ftp_login($ftp, $ftp_user_name, $ftp_user_pass);

// パッシブモードをオンにする
ftp_pasv($ftp, true);

// ファイルをアップロードする
if (ftp_put($ftp, $remote_file, $file, FTP_ASCII)) {
 echo "successfully uploaded $file\n";
} else {
 echo "There was a problem while uploading $file\n";
}

// 接続を閉じる
ftp_close($ftp);
?>