CURLMOPT_PIPELINING |
1 を渡せば有効に、そして 0 を渡せば無効になります。
マルチハンドルでのパイプライン化を有効にすると、このハンドルによる転送で、
可能な限り HTTP パイプライン化を試みます。
つまり、二番目のリクエストを追加したときに既存の接続が使える場合は、
既存の接続に「パイプ」でつなぎます。
cURL 7.43.0 以降では、この値はビットマスクですが、
2 を渡すと、既存の HTTP/2 接続上での新しい転送で、
可能な限り多重化を試みます。
3 を渡すと、パイプライン化と多重化を互いに独立して行うよう
cURL に指示します。
cURL 7.62.0 以降は、パイプライン化のbitを設定しても効果はありません。
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CURLMOPT_MAXCONNECTS |
同時に開く接続の最大数を指定します。これを libcurl がキャッシュします。
デフォルトのサイズは、
curl_multi_add_handle で追加したハンドル数の四倍に収まるように拡大されます。
キャッシュがいっぱいになると、キャッシュ内で一番古い接続を閉じ、
開いている接続の数が増えないようにします。
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CURLMOPT_CHUNK_LENGTH_PENALTY_SIZE |
パイプライン化のチャンク長の閾値をバイト単位で指定します。
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CURLMOPT_CONTENT_LENGTH_PENALTY_SIZE |
パイプライン化のペナルティの閾値をバイト単位で指定します。
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CURLMOPT_MAX_CONCURRENT_STREAMS |
HTTPS/2 を使う場合に、cURL がサポートすべき並列接続ストリームの最大数。
有効な値は 1 から 2147483647 (2^31 - 1 ) までです。
ここで渡す値は、他のシステムリソースのプロパティに基づいてできるだけ尊重されます。
デフォルトは 100 です。
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CURLMOPT_MAX_HOST_CONNECTIONS |
単一のホストへの最大接続数を指定します。
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CURLMOPT_MAX_PIPELINE_LENGTH |
単一のパイプライン内での最大リクエスト数を指定します。
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CURLMOPT_MAX_TOTAL_CONNECTIONS |
同時にオープンする接続の最大数を指定します。
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CURLMOPT_PUSHFUNCTION |
サーバープッシュを扱うために登録される
callable を渡し、以下のようなシグネチャをとります:
int pushfunction(resource $parent_ch , resource $pushed_ch , array $headers )
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parent_ch
-
親となる cURL ハンドル(クライアントが作成したリクエストの)
-
pushed_ch
-
プッシュされたリクエストのための、新しい cURL ハンドル
-
headers
-
The push promise headers.
プッシュのためのプロミスヘッダ
プッシュ関数自体は、プッシュをハンドルできる場合は
CURL_PUSH_OK を返し、
拒否する場合は、CURL_PUSH_DENY を返すことが想定されています。
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