apcu_entry
アトミックに値を取得するか、キャッシュエントリを生成する
説明
mixed apcu_entry(string $key
, callable $generator
, int $ttl
= 0)
注意:
apcu_entry 関数に制御が移ると、
キャッシュのロックを排他的に取得します。
このロックは apcu_entry の実行が終わったときに開放されます:
この結果、generator
はクリティカルセクションに入るため、
ふたつのプロセスが同時に同じコードパスを実行することができなくなります。
さらに、他のAPCuのあらゆる関数も同時に並列に実行できなくなります。
なぜなら、同じロックを共有しているからです。
警告
generator
から安全に呼び出せるAPCuの関数は apcu_entry だけです。
パラメータ
-
key
-
キャッシュエントリのキー。
-
generator
-
key
を唯一の引数として取り、
キャッシュする値を返す関数
-
ttl
-
有効期間。var
は、キャッシュに
ttl
秒間だけ格納されます。
ttl
が経過すると、格納されている変数は
(次のリクエスト時に)キャッシュから削除されます。
ttl
が指定されていない(あるいは
ttl
が 0
の場合)は、
キャッシュから手動で削除される・あるいはキャッシュに存在できなくなる
(clear, restart など)まで値が持続します。
例
例1 apcu_entry の例
<?php
$config = apcu_entry("config", function($key) {
return [
"fruit" => apcu_entry("config.fruit", function($key){
return [
"apples",
"pears"
];
}),
"people" => apcu_entry("config.people", function($key){
return [
"bob",
"joe",
"niki"
];
})
];
});
var_dump($config);
?>
array(2) {
["fruit"]=>
array(2) {
[0]=>
string(6) "apples"
[1]=>
string(5) "pears"
}
["people"]=>
array(3) {
[0]=>
string(3) "bob"
[1]=>
string(3) "joe"
[2]=>
string(4) "niki"
}
}
参考
- apcu_store
- apcu_fetch
- apcu_delete